女優ジョーティカのカムバック映画となったタミル語(*1)映画。本作は、ローシャン監督自身の2014年のマラヤーラム語(*2)映画「How Old Are You」のリメイク作となる。
09年のマラヤーラム語映画「Seetha Kalyanam」を最後に映画界から一時遠ざかっていたジョーティカの6年ぶり(*3)の出演作で、夫スーリヤのプロデュース作でもある。製作は、この映画が初の元請けとなる、スーリヤの自社プロ 2Dエンターテインメント。
主人公ヴァサンティを演じるジョーティカ(・サダナー)は、1977年マハラーシュトラ州ボンベイ(現ムンバイ)のパンジャーブ系家庭生まれ。
父親は映画プロデューサーのチャンデル・サダナー。女優ローシニー(生誕名ラディカー)と助監督のスーラジと言う姉弟がいて、女優ナグマーとも義姉妹(*6)になる。
98年に、プリヤダルシャン監督によるヒンディー語映画「Doli Saja Ke Rakhna」で映画&主演デビュー。翌99年に、タミル語映画「Vaali」でタミル語映画にデビューして、フィルムフェア・サウスの新人女優賞を獲得して注目される。同年の「Poovellam Kettuppar(花との会話)」でタミル語映画主演デビューとなり、00年の「Kushi」でフィルムフェアのタミル語映画主演女優賞を受賞。以降タミル語映画界のスター女優として大活躍していき、03年の「Tagore(タゴール)」でテルグ語映画に、07年の「Rakkilippattu」でマラヤーラム語映画にもデビュー。
06年に、多くの映画で共演していた男優スーリヤと結婚。07年には第一子出産もあって、その後映画界から一時的に離れていたものの、夫スーリヤが持ちかけた本作企画でカムバックとなり、フィルムフェア批評家選出主演女優賞を獲得している。