本作は、同名グジャラート語(*2)演劇を原作としてる他、やはりそのプロットは「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)との類似点が指摘されている。
ヒロインを務めるアイシュは、この年に本作を含めて「ロボット(Enthiran)」「ラーヴァン(Raavan / Raavanan)」「哀願(Guzaarish)」と立て続けに主演作を発表した後、出産&育児のため一時女優業から遠ざかっていた(*3)。
日本では、2020年にNetflixにて「タイムトラベル・キューピッド」の邦題で配信。
監督を務めるヴィープル・アムリトラール・シャーは、1967年グジャラート州カッチ県生まれ。
グジャラート語TVドラマ業界で働き始め、94年のTVドラマシリーズ「Jeevan Mrityu」で監督を務める。99年から始まるTVドラマ「Ek Mahal Ho Sapno Ka」でも監督を務めこれが異例のロングシリーズに。同年にグジャラート語映画「Dariya Chhoru(海の子供たち)」で映画監督デビューを果たす。
01年にはTVドラマ「Hum Pardesi Ho Gaye」でプロデューサーを務め、02年に「ブラインド・ミッション(Aankhen)」でヒンディー語映画監督デビューとなり、05年には監督作「Waqt: The Race Against Time(時間との競争)」で映画プロデューサーデビューする。以降、映画監督、映画プロデューサー、TVドラマ監督として活躍中。