それから3年後。
ネロールでFBI(Fathima Bureau of Investigation = ファティマ探索事務所)を開設したアトレヤは、助手スネーハと共にイッパシの探偵気取り。
毎日探偵映画で助手に探偵業を勉強させては、その観察眼で周辺の事件に首を突っ込んで小銭稼ぎをしていた所、友人のライター シリーシュから「この頃、毎日線路沿いに身元不明の遺体が発見される」という話を聞き「もし今度死体が発見されたら連絡してくれ」と伝えていた。
数日後、件の死体発見の連絡を受けて現場へ急行するアトレヤだったが、そこで死体を調べようとしていた所を警察に犯人かと疑われ、問答無用で勾留されてしまう…!!
主役アトレヤと共に脚本(*2)も担当したのは、1989年アーンドラ・プラデーシュ州ハイデラバード(*3)生まれのナヴィーン・ポリシェッティ。父親は製薬業者で、母親は銀行員だそう。
土木工学を修了後ソフトウェア開発会社に就職し、その後に英国移住していたものの、俳優業を目指してインドに帰国。劇団に参加して舞台演劇を通して演技を習得していく。
12年のテルグ語映画「Life Is Beautiful(ライフ・イズ・ビューティフル)」に出演して映画デビューし、テルグ語映画を中心に映画&TV&ネット配信コメディなどで活躍。19年公開の本作で主演&脚本デビューして、Zeeシャイン・アワードのテルグ語映画注目・オブ・ジ・イヤー賞を獲得。同年には「きっと、またあえる(Chhichhore)」でヒンディー語(*4)映画デビューもしている。
アトレヤの助手であるスネーハーを演じたのは、1994年ウッタル・プラデーシュ州ラクノウ生まれのシュルティ・シャルマー。
18年にタレント発掘TVショー「India's Next Superstars(インドのネクスト・スーパースター)」に出演して注目を集めてMVに出演後、本作にて映画&主演デビュー。同年放送のTVドラマシリーズ「Gathbandhan(縁組)」でも主演して、以降TVにて活躍中。21年にはネットフリックス配信の「おかしな子(Pagglait)」でヒンディー語映画デビューもしている。