中盤以降に登場してヒロインの座を奪いかねない活躍をするラクシュミー役を演じるのは、1990年ムンバイ生まれの女優兼助監督のマドゥーリマー(・バナルジー 別名マドゥーリマー・ナーイル。またはニィーラ・バナルジー)。
父親は、元私設造船所大手のマネージャーで海軍付エンジニア。母親は、ウイルス学者で多国籍企業のコンテンツライターを経て小説家になっている。
幼少期から母についてガザルやカタックを学んでいて、大学にてLLB(*3)と学士号を取得。彼女の歌を聴いた映画監督G・V・アイヤルに推薦されて、映画出演の準備がされていたものの監督の死去によって企画自体が消滅してしまう。アルバイトでTV番組スタッフの仕事をこなしつつオーディション生活を開始して、そのうち映画監督プリヤダルシャンの目にとまって09年のヒンディー語映画「Toss: A Flip of Destiny」で映画デビュー。同年のテルグ語映画「Aa Okkadu」で主演デビューする。その後は両映画界で活躍しつつ、14年には「Savaari 2」でカンナダ語映画に、「Koothara」でマラヤーラム語映画に、本作と同じ15年には「Aambala」「Serndhu Polama(一緒に行こうよ)」の2本でタミル語映画にもデビューしている(*4)。
翌16年には、ヒンディー語映画「One Night Stand」で初めて"ニィーラ・バナルジー"の名前で出演。「Azhar」では助監督を務めている。
挿入歌 Ittage Rechchipodam (オレたちと踊ろうゼ!!)
*Boys, This is the Item Song♪
映画の1曲目を飾る、セクシー絢爛なアイテムソング(*5)だよー!!
「オレたちのサニー・レーオーンだ」とか紹介されて踊ってるのは、モロッコ=カナダ人のダンサー兼モデル兼女優のノラ・ファテイ。13年のヒンディー語映画「Roar: Tigers of the Sundarbans」で映画デビューして、本作でテルグ語映画デビューとなる。