やたら「私はモデルよ」アピールの強いヒロイン サンディヤーを演じるのは、モデル出身のシャヘーン・カーン。
MVやモデル活動を経て、86年のTVドラマ「Love Match」に出演して女優デビューとなり、93年のインドを舞台にした英国映画「Bhaji on the Beach」で映画デビュー。本作のリメイク元である00年のテルグ語映画「Chiru Navvutho」でインド映画デビューし、その時の役名サンディヤーの名前でクレジットされることもあるとか。「Chiru Navvutho」のカンナダ語(*4)リメイク「Premakke Sai」でも、同じサンディヤー役を演じている。
本作以降は、女優業としては主にTVドラマや外国映画・短編映画で活躍中。
後半のセカンドヒロイン アルナを演じるのは、1985年カルナータカ州バンガロール(別名ベンガルール)のマラヤーリー系家庭(*5)生まれのシンドゥー・メーノーン。兄に、VJ兼男優のカールティクがいる。
幼少期から古典舞踊バラタナティヤムを習っていたことがきっかけで、映画監督K・V・ジャヤナムから依頼されて、94年のカンナダ語映画「Rashmi」に子役出演。99年の「Prema Prema Prema」で若干13才ながら主演デビューし、本格的に女優業を始める。01年には「Bhadrachalam」でテルグ語映画に、「Uthaman」でマラヤーラム語映画に、「Samuthiram(海)」でタミル語映画にそれぞれデビュー。以降、マラヤーラム語映画界を中心に南インド映画各界とTV業界で活躍中。